技術より大切!最低限のゴルフのマナー
ゴルフとは、「どれだけ少ない打数でコースを回ることができるか」ということを競うスポーツですから、ミスなくボールをピンに寄せていく技術を磨いてコースに出るかと思いますが、ゴルフは紳士・淑女のスポーツです。
ゴルフのスイングの技術を磨いていても、マナーがおろそかになって入れば一緒にプレーする人や他のゴルファーに迷惑をかけることになり、気持ちよくプレーすることができなくなってしまいます。
ゴルフ場で気持ちよくプレーすることができ、他のゴルファーからも歓迎してもらえるよう、初心者でゴルフのことをあまり知らないのであればなおさら、最低限のゴルフマナーはしっかりとおさえておきましょう。
ゴルフ場での服装
ゴルフの服装マナーは、ゴルフ場によってさまざまですが、基本の服装は男性・女性ともに襟付きのトップスとパンツルック、そしてゴルフシューズとなります。
最近のプロゴルファーでは男性女性ともにショートパンツを履いていたり、女性ではミニスカートを着用してプレーしている姿も見ますが、格式の高いゴルフ場ではNGの場合がありますし、初心者のうちはボールを茂みの中に入れてしまうことも多く、虫から足を守るためにもロングパンツを選んでおくのが無難です。
ゴルフをプレーする際にNGな服装としては
- Tシャツ
- ジーンズ
- ジャージ
- タンクトップ
- 運動靴やスパイク付きシューズ
となりますので覚えておきましょう。
また、プレー中はシャツの裾をパンツに入れてプレーしますので、男性も女性もベルトを着用するようにしてください。
クラブハウス内などを含め、行き帰りをラフな服装で済ませてしまうのもマナー違反です。
夏場は持参しなくてもOKなゴルフ場が多いですが、基本はジャケットを着用し、高級ホテルのロビーに行くつもりでセミフォーマルを意識した服装をしましょう。
クラブハウス内での帽子・手袋・サングラスの着用は禁止ですし、もちろんプレーするままの服装でゴルフ場の行き帰りもNGです。
- Tシャツ
- ジーンズ
- ジャージ
- スニーカー
- 高すぎるヒール
- サンダル
これらのカジュアルな服装は避け、TPOに合わせたファッションを楽しむようにしてください。
ゴルフの基本マナー
◆プレーファーストを心がける
初心者ゴルファーが特に気をつけるべきことは、他のゴルファーを待たせて迷惑をかけたり嫌な思いをさせてしまわないために、とにかくスムーズにプレーを行うということです。
というのも、自分の打順が回ってきた時に慎重に素振りをしてボールを打っていては、次の方を待たせてしまうことになり、コースには多くのゴルファーがいるために、結果的にコース上のゴルファー全てを待たせてしまうことになります。
ですから自分の打順が回ってくる前に準備を終わらせておき、カートに戻るよりも歩いた方が早そうな時は歩く、そして自分が使用するであろうクラブを3本ほど持ってボールに向かうようにしましょう。
待っている間に、どのようにプレーすべきかなどを考え、打順が回ってきたらすぐに打つこと。
他のゴルファーを待たせる時間は、時間の無駄遣いでしかありません。
後ろの組みのグループを待たせないためにも、プレーファーストを心がけることはゴルフの大切なマナーです。
◆グリーン上でのマナー
グリーンはゴルファーにとって緊張感の高まる場所ですし、そんなグリーンでマナーのない行動をするゴルファーがいると不愉快な気分になってしまうものです。
また、グリーンは芝がとても繊細であり、ゴルフ場も丁寧に整備している箇所ですから、少しの傷も与えないように緊張感を持ってプレーするようにしてください。
グリーン上でのマナーとして覚えておきたいことは、以下のマナーですからしっかり覚えておきましょう。
- グリーンの芝を傷つけないために、走ったりジャンプしたりしないこと
- 他人のボールからカップに向かうと思われるラインは絶対に踏まないこと
- 自分のボールがグリーン上に落ちたときにできた芝生のくぼみ(ボールマーク)を、グリーンフォークで芝を寄せて必ず直すこと
- 旗はグリーンの芝を傷つけないためにも、グリーン外まで持っていくこと
- カップ周りはデリケートですから、カップに入ったボールを拾い上げる際などはカップの縁を踏まないように注意すること
◆その他のマナー
- バンカーはコースの様々な場所で待ち構えていますが、バンカーショットをした際にはショットの後や自分の足跡を綺麗にならして消してからバンカーを離れましょう。
- 当たり前ですが、人が近くにいる時にクラブを振ると大怪我をさせてしまう危険性があります。 スイングする際には、必ず周囲を確認するようにしましょう。
- 打順が回ってきている人の前や後ろには出ないこと。 ボールに当たったりクラブが当たる危険性もありますし、スイングする人の気を散らしてしまいます。
- ドライバーなどで大きくボールを飛ばした際、隣のコースや前の組みに打ち込んでしまった時には大きな声で危険を知らせましょう。 危険を知らせる際には、「ファー」と叫んでください。
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